2022年11月29日(火)
『捕らぬ狸の皮算用』
コスタリカ戦の敗戦から一夜たち、ネット上では色んな論調が飛び交っています。
ただ、今現時点での立ち位置を冷静且つ客観的に見てみると想定内だったと私は思っています。
W杯戦前の評価としては、ドイツとスペインは共に欧州の強豪国で、日本が勝つと100%信じていた人は少なかったと思います。
FIFAランキング31位のコスタリカは、ニュージーランドとの大陸間決定戦を勝ち上がってきて、この国なら日本は勝てると踏んでいた筈です。
初戦のドイツ戦で敗戦もしくは引き分けと想定し、次戦のコスタリカ戦は勝って、勝ち点が4点か3点と計算していた人が多いと思います。
まさか、ドイツに勝つとは思っていなかったのが思わぬ勝利に酔いしれて、次戦のコスタリカ戦で勝って、勝ち点を3を積み上げればグループリーグは突破したものと捕らぬ狸の皮算用をしたんですよ。
それだけにコスタリカ戦の戦犯探しに躍起になっているんでしょう。
まぁ、確かに敗戦には敗戦するだけの理由がある訳ですから、云いたい事は分かります。
しかしながら、現時点における勝ち点は3点であり、想定された勝ち点とそんなに違わないです。
出来れば最低でも引き分けにして勝ち点1は欲しかったですが、それ程大騒ぎする程の事はないかと思います。
決勝トーナメントの先を考えれば、スペインは主力を温存するかもしれませんし、1位通過で進むとブラジルと早い段階で当たるので、トーナメントの別の山に入る様に、わざと2位通過を狙うかもしれません。
兎に角、4チームすべてにグループリーグ突破の可能性があるので、目が離せない事だけは確かです。
スペイン戦は、試合開始が日本時間の午前4時らしいですから、どうしたものかと悩んでいます。

2022年11月28日(月)
『サムライの惨劇』
勝てばグループリーグ突破が現実的となるコスタリカ戦、スタメン5人を入れ替え、DF山根視来選手、MF守田英正選手、MF堂安律選手、MF相馬勇紀選手、FW上田綺世選手を送り込みました。
サッカーだけではなくどの競技でも云える事ですが、勝っている時はメンバーを替えないという格言があります。中3日とコンディションを考慮してのローテーションプランだったかもしれませんが、5人は多すぎたと思います。
DF陣の富安選手、酒井選手は怪我の治療に専念させるという事で交代は理解しますが、その他の選手まで替えたのは大胆過ぎたかもしれませんね。
守備を固めたコスタリカに対して攻めあぐねたのは、元々日本代表の弱点ですが、初戦のドイツの立場を日本が、日本の立場をコスタリカが演じた様な、立場が入れ代わっていました。
枠内に飛んだシュートが1本で、それが決まってしまった不運は認めるものの、自陣深くの位置での伊藤選手のヘディングパスはゴール前ではなく前線に入れるべきだし、来てしまったなら吉田選手は大きくクリアすべきでした。守田選手はそのパスミスを確実に外に掻き出すか、キープしないといけません。
キーパーの権田選手も少し前にポジションを取っていたので、飛んできたシュートに対して体が伸び切っていて手に触るも弾き出すまでの力を加えられずにゴールを割られました。
勝っていれば何の問題にもならなかった小さなミスが重なっての敗戦です。
この試合の結果、コスタリカは首の皮一枚を残して敗退を逃れました。
日本に敗けて意気消沈していたドイツは息を吹き返し、スペインとの対戦でゲルマン魂でドローに持ち込み敗退の危機から足踏みをした状態にまで戻しました。
スペインがドイツに勝って引導を渡していれば、ドイツ敗退、日本戦は消化試合となり、日本にも勝ち点を取る目が出て来たんですが、そうは問屋が卸しませんでした。
最終の試合は、同時刻に一緒に試合開始になります。混沌としたEグループからどのチームが勝ち上がるのか、楽しみと言えば楽しみですが、やっぱりコスタリカに勝って、ゆったりとした気分でスペイン戦を見ていたかったと言うのが本音です。
この時点で誰かを責めても仕方がありません。次に進める事を最大限の目標として頑張りましょう!

2022年11月27日(日)
『見どころ満載』
ドイツ戦勝利の興奮も冷めやらぬ内に、第二戦のコスタリカ戦が迫ってきています。
今晩7時のキックオフが待ち遠しいですね。
さて、それ以外の注目は、世界的なストライカーとして認識されているポーランドのレバンドフスキ選手が、サウジアラビア戦で相手GKとの1対1を冷静に沈め、自身W杯初ゴールを決めました。
リーグ戦やCLでの決定率は、ほぼ1試合に1点近い結果を残しているのに、W杯ではこの試合を含めて5試合で1点と苦しんでいます。
所属したバイエルン・ミュンヘンやFCバルセロナでは、周りの選手のレベルが高いので、自然と得点率が上がるんでしょうね。
又、大会連覇を狙うフランス代表は、デンマーク代表との試合でエムバペ選手が2試合連続ゴールで先制。デンマークはクリステンセン選手がCKからヘディングシュートを決めて同点に追いついたものの、フランスはグリーズマン選手のクロスをエムバペが合わせてゴールを破り、フランスは2連勝、デンマークは1分け1敗となりました。
そして、初戦でサウジアラビア代表に敗れていたアルゼンチン代表、序盤からボールを支配するもメキシコ代表の守備を崩しきれず、無得点で前半を折り返し、64分にようやく、エースFWメッシ選手のシュートが決まり均衡を破りました。
87分にはフェルナンデス選手が追加点を挙げて突き放しました。これで、1勝1敗と息を吹き返しましたね。

2022年11月24日(木)
『ドーハの歓喜』
よくぞ やってのけたぞ!これってジャイアントキリング ?
まるでアルゼンチン対サウジアラビアの試合のリプレイを見ているかと思う程でしたね。
前半PKで1点を失いながら、後半は3バックにシステムを変更、攻撃陣を次から次と投入した選手起用が見事に嵌り、2対1で逆転勝利を掴み取りました。
この勝ち点3は1次リーグを勝ち抜ける為には大きいです。
今日だけは勝利の余韻に浸ってもらい、明日からは次戦のコスタリカ戦に向けて気を引き締めて頑張ってほしいです。

2022年11月23日(水)
『大金星』
開幕戦のカタール対エクアドル、2日目のイングランド対イラン戦と2試合連続で、アジア勢が成すすべなく敗戦しました。
グループC開幕節、FIFAランク3位で神の子メッシを擁するアルゼンチン対同51位のサウジアラビアの試合も戦前の予想では、アルゼンチン代表が圧勝するとみられていました。
しかし、蓋を開けて見ると、前半10分にメッシ選手のPKでアルゼンチンが先制するも、後半3分にサウジアラビアが同点に追いつきました。その5分後にはまたしてもサウジアラビアが逆転ゴールを沈めて、結果的に2−1で勝利。
アジア勢が苦しんでいた中、南米の雄を相手にジャイアントキリングを成し遂げました。
ここで、日本がドイツ戦に勝利をすると大変な事になりますよね。
それにしてもサウジアラビアのシュート決定率が凄すぎます。枠内シュート3本に対して2ゴールですから半端ないの一言です。
この決定率が日本にあれば、ドイツ戦も期待出来るんですけどね。(汗)

2022年11月21日(月)
『W杯開幕』
今日は明け方まで雨模様でしたが、会社に着く頃には青空が広がっていました。昼間は結構暖かく仕事も捗りました。
さて、4年に一度のサッカーの祭典W杯カタール大会が20日(日本時間21日)に開幕しました。
開幕戦では、開催国のカタールがエクアドルに0−2で敗戦。開催国が初戦で黒星を喫したのはW杯史上始めての事です。
一方で、カタールにおける労働者の人権問題、LGBTQや女性への差別といった問題に対する批判の声も多数挙がっていますね。
開会式の様子を見ましたが、2018年に女性らから性的ハラスメント行為を告発されたアメリカ人俳優のモーガン・フリーマン氏が開会式の司会を務めていた事に驚きました。
フリーマンは、2010年12月にFIFA本部で行われた、22年W杯招致を決める投票前の最終プレゼンテーションに登場し、米国開催をアピールしていました。
この時はカタール、米国、韓国、日本、オーストラリアが立候補していましたが、米国は決選投票でカタールに敗れたという因縁があっただけに二重の驚きです。

2022年11月18日(金)
『いよいよW杯』
W杯カタール大会前、アラブ首長国連邦のアルマクトゥームスタジアムで行われた国際親善試合のカナダ戦は、1―2で敗れた森保ジャパン。
前半9分にMF相馬のゴールで先制はしたものの、同21分にセットプレーから同点に追いつかれ、後半ロスタイムにPKを決められ万事休す。試合の終わらせ方も1つの戦術です。
1次リーグでは、引き分けの1ポイントも大事になってきます。
試合終了のホイッスルが吹かれるまでは、一瞬たりとも気が抜けない事を再確認させられた事でしょう。23日のドイツ戦が待ち遠しいです。

2022年11月14日(月)
『ラリージャパン』
昨日の雨で空気がガラッと入れ替わり、今日はヒンヤリとした1日でした。
天気予報では午前11時には雨が降るとなっていましたが、結果的には降らずに終わり助かりました。
さて、昨日は恵那市山岡町のミルまで珈琲豆を買いに出掛けました。
上矢作の「道に駅 矢作」の裏にラリージャパンのSS18のスタート地点が設けられていました。
観戦チケットは既に完売しているのは知っていましたから、横目で見ながら通り過ぎました。
岩村町に入ると沿道に小旗を持った方々が雨の中立っていたので、車をコンビニの駐車場に停めてラリー観戦者を誘導しているスタッフに聞いてみたら、SS18を走り終えた選手が今現在リエゾンで通過中との事でした。そこで移動する選手を1時間程撮影しました。
その後、ミルに向かう為に国道へ出て行ったら、丁度選手の車の後ろになり、真後ろを10分位付いて走りました。
ただ各SSを繋ぐリエゾンという区間では、一般車と混走する形で各国の道路交通法を遵守して走行するとなっていますが、次のSS19への移動を急ぐ為なのか黄色線の追い越し禁止区間で何台かを追い越していく姿を見た時は嫌な気分になりました。
尚、愛知県出身の勝田貴元選手が、激しい雨に見舞われ路面は非常に滑りやすいコンディションとなったSS18とSS19をしっかりと走りきり、チームメイトの総合4位セバスチャン・オジエ選手に12.3秒差をつけ総合3位でフィニッシュをして母国開催に花を添えてくれた事は大変嬉しく思います。
来年、2023年のラリージャパンは主催者が変わり、地方自治体の豊田市が主催となって開催することが予定されています。どの様な発展に繋がって行くのかは、主催者と各企業、そして行政と立法といった三位一体の更なる強化、そしてモータースポーツファンを含めた多くの関係者の協力が欠かせませんね。

2022年11月11日(金)
『秋缶オフ』
いよいよ明日に迫った「秋缶オフ」3年振りの開催になりますね。
VOLBoxの流れを汲むFR系VOLVOの旧車の集いです。
240・740・940系に乗られるオーナーをメインにボルボ好きが集まりです、幹事のKANさんの240に託けて24回の開催を目指し、今回で17回を数えます。
私個人としては2019年1月に諸般の事情により240から降りましたが、その後もオブザーバーとして参加しています。
八ヶ岳・富士見町に移住したフォトグラファーで、240乗りのミズカイケイコが、先日発刊された写真集と別に以前から撮り溜めた240だけに特化したミニ写真集(自主出版)も持参するそうです。
撮影には私も参加していますので、写真集に選ばれているのか楽しみです。

2022年11月9日(水)
『サプライズ選考』
日の暮れるのが早くなりましたね。仕事が終わる5時過ぎには、もう暗くなってきています。
私の作業場は照明が少なく、晩くまでは仕事が出来ないんですよ。
さて、昨日、日本サッカー協会はW杯カタール大会に臨む日本代表メンバーの変更を発表しました。
落選した大迫選手が「誰かのけがを祈りたくはない」とバックアップメンバーを辞退した事をニュースで見ていたので、MFの原口元気選手が選ばれると思っていたんです。
ところが蓋を開けて見ると森保監督が実際に指名したのは町野修斗選手でした。
7月のE-1選手権で得点王に輝き、J1リーグでは日本人最多の13ゴールを挙げたとは云え、国際大会での実績は乏しいです。
FWは前田大然、上田綺世、浅野拓磨を含めた4枚体制になり、攻撃陣のバリエーションは広がりましたが、本当に大丈夫でしょうか? 呼ぶだけ呼んで試合には出場させないなんて事は無いでしょうね。
辛口のコメントを書いていますが、町野選手は私と同郷の伊賀市(旧上野市)出身です。
なので貶すつもりは全くありませんが、全体を見渡して客観的に判断しての個人的な意見です。
カタールのピッチに立てば、当然最大限の応援はするに決まっています!

2022年11月5日(土)
『悲劇』
開幕が今月20日に迫るサッカーW杯カタール大会、日本代表で左SBを主戦場としてきた中山雄太選手が2日のリーグ戦でアキレスけんを負傷、手術をして長期離脱する事が判明、これでカタール大会の出場が絶望的となりました。
他にも冨安健洋選手が3日の欧州リーグの1次リーグ最終戦で負傷交代し、本大会への影響が懸念されています。
W杯では故障によるメンバーの入れ替えは、1次リーグ初戦(日本は23日)の24時間前まで可能ですが、誰を追加招集するのかが気になるところです。
複数ポジションをこなせる旗手怜央選手が考えられますが、同じ左SBにはベテランの長友佑都選手がおり、伊藤洋輝選手がCBと左SBをこなせるので、中盤を厚くする為に原口元気選手がピックアップされるかもしれませんね。
個人的には原口選手の姿をピッチ上で、見てみたいですね。

2022年11月1日(火)
『発表』
日本サッカー協会が今日、W杯カタール大会に臨む日本代表26人の招集メンバーを発表しました。
誰が選ばれても疑問の余地はありますが、それは仕方のない事です。
主将のDF吉田麻也選手、MF鎌田大地選手、DF冨安健洋選手、MF久保建英選手らが順当に名を連ねました。又、名古屋グランパスの相馬勇紀選手はアピールが成功して滑り込みましたね。
直近の9月の招集メンバー30名からは、原口元気や古橋亨梧、旗手怜央、町野修斗、瀬古歩夢、谷晃生らが選外になり、注目の大迫勇也もメンバー入りが叶いませんでした。
その割に、現在負傷で離脱中の板倉滉選手と浅野拓磨選手が選出されました。
古橋亨梧は、森保監督の戦術には合っておらず、試合で結果を出せなかったのが致命的でした。実力が無い訳ではないのでチョット不憫ですね。
又、原口元気の名前が無かったのも残念ですが、今大会はコロナ禍の特例により、従来の23人よりも3人多い26人となった為に、ユーティリティープレーヤーの序列が下がったんでしょう。23人のままだったら、絶対に重宝する選手でしたからね。
兎に角、発表されたからには全力で応援するだけです。






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