伊万里の火鉢

普通の火鉢というと、ぽってりとした形をしているものですが、この火鉢は円筒形です。
小さなタイプにはこの形もけっこう見かけられますが、これだけの大きさで、この形というのはなかなか見たことがなかったので、つい一目ぼれしてしまいました。
我家でも、ご多分にもれず観葉植物の鉢カバーにして使っています。今は折鶴ランを入れていますが、これを見た母が、「こんなすてきな鉢に入れると、折鶴ランも立派ね。」と笑っていました。
このアイディアは、外国の方のものだと思いますが、流石という感じがします。
一時、洋書で紹介されている、外国の方々の日本の骨董品を使ったインテリアを参考にしてみようと思ったことがありましたが、センスの違いに無理があり、あきらめました。
真似の出来たのは、鉢カバーと、帯を箪笥の上にひくことぐらいでした。
だって、日本人には、仏壇をサイドボードにしたり、お坊さんがお経を読む時に使っていた椅子を置いたりできませんよね。でも、逆に考えると、日本の方たちも、外国の方から見たら、とんでもないことをしているのかもしれません。


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