1670年代から1680年代頃の金銘のなます皿です。器の底から柔らかい曲線で立ち上がっているのが分かるでしょうか?
図柄は橘に下がり藤をあしらったものと唐草を交互に書き分けています。橘は伝説の国、「常世国(とこよのくに)」を象徴し、長寿を招く力があると考えられ、お正月の鏡餅にみかんが乗せられているのもこういった考え方から来ていると思われます。

マウスオンで図柄のアップが見られます。
 
 
5寸皿 (1670年代〜1680年代)

裏銘 金銘
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