飯田市の長姫の江戸彼岸桜 (おさひめのえどひがんざくら) 2007.4.1撮影

長野県の天然記念物に指定されている、飯田市美術博物館の敷地内にある長姫の江戸彼岸桜。元々、この辺りは江戸時代に飯田藩の家老、安富氏のお屋敷が建っていた場所なので、地元では「安富桜」の名前で親しまれているそうです。
江戸彼岸桜には、枝が枝垂れる「枝垂れ桜」とそうでない「立ち彼岸」の二種類があるそうです。
この「長姫の江戸彼岸桜」は、目通り5.4M、樹高20Mで推定樹齢450年以上と説明書きがされていましたが、根元の太さなどは6M以上はあるのではないかと思うほど立派で、幹は真っ直ぐ天に向って伸び、惚れ惚れする立ち姿でした。
長年、桜の巨木や銘木を撮り歩いている、花の写真家、大貫茂氏をもってして「これほど形の整った江戸彼岸は他に見当たらない」と言わしめたそうで、日本一の「立ち彼岸」ではないでしょうか。
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