東海道興津宿にある清見寺(せいけんじ)。徳川家の帰依を受け、三葉葵の紋を許された由緒あるお寺で、戦国時代には各大名が陣取り、城として使ったそうです。
今まで、すぐ傍のバイパスに乗って通り過していたので、こんな歴史的価値のある場所があるとは知りませんでした。このお寺のすぐ目の前にはJRが通っていて、お寺へは跨線橋か踏み切りを渡って行くしかありません。後ろは山、すぐ前は海という狭い地形なので、旧国鉄は参道を寸断して線路を通したのでしょう。
京都や奈良にあれば、こんな人気がない場所ではないでしょうが、私たちの他、一組の夫婦が歩いているだけでした。お寺の裏の庭園を拝観するには300円が必要ですが、境内には自由に出入りできます。相方が怖いと言って写真を撮らなかった五百羅漢石像も見応えがあります。詳しい説明は清見寺のホームページでどうぞ。

2007.02.17現在


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