長野県飯田市小伝馬1-3503

明治41年開校、平成20年には開校100周年を迎えた、飯田市立浜井場小学校。この学校の校庭にも15本の桜の木が植えられています。桜ラリーで黄梅院から正永寺へ向かう道すがら、右手にちょっと変わった円筒の建物が見え、気になり覗いて見ることにしました。それが、この浜井場小学校です。
スタンプラリーのボランティアの方に聞いてみると、昭和30年に建築された円筒校舎だと云う事でした。円筒形をした校舎は上から見るとドーナツ状で、バームクーヘンを切り分けた様な形に教室が配置されているとの説明で、調べてみると全国には結構な数が在っていました。こんなユニークな形をした校舎で勉強をすると、案外柔軟性に富んだ発想の持ち主が育ったかもしれませんね。私の住む中部地区では、浜松市のアソカ学園幼稚園とか、最近では、NHKの「ちりとてちん」のロケ地にも選ばれた福井県小浜市の小浜小学校などもそうです。
ただ、築50年を過ぎ、耐震問題や災害時の避難路の確保の問題等で、取り壊しが進んでいるようです。グランドで桜を見ていると直ぐ近くに円筒形の脳神経外科の病院が建っていて、こちらは中心にナースステーションを設け上手く活用しているとの事でした。



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