杉の壁とスレートの屋根をもつ三角形な家。左側の建物に入口があります

浜松市天竜区・秋野不矩美術館
二俣の町を見下ろす丘の上に建つ秋野不矩美術館。二俣町出身の秋野画伯の偉業を顕彰するとともに、地域の芸術文化の振興を図る為、旧天竜市が平成10年4月に開館しました。つい最近、長野県茅野市にある『神長官守矢史料館』の設計者として有名な建築家・藤森照信氏の設計作品だと知ったので出掛けました。自然との調和に配慮し、建物には三大美林と謳われた地元の天竜杉を使ったり、壁を漆喰で塗ったりする等、自然素材をふんだんに取り入れた素敵な建物でした。
静岡県浜松市天竜区二俣町二俣130 2016.08.18現在


雨の日は雨樋から水が弧を描いて。

手斧で仕上げられた重厚な扉

藁と土を混入した着色モルタル仕上げ

雨樋(檜とサワラの半丸太をくり抜いてある)

長野県諏訪産の鉄平石で葺かれた屋根

下から見ると砦のよう

使い古しの木製の電柱

木の板を木のクサビで柱に固定

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