岐阜県多治見市笠原町2082-5
開館時間 9:00〜17:00 0572-43-5101
休館日 月曜日(休日の場合は翌平日)年末年始
観覧料「個人」常設300円 高校生以下は無料
2016.09.02現在

入口付近の壁にはタイルや茶碗が埋め込まれ

竹(孟宗竹・モザイクタイル)

象嵌タイル・桝文製陶所(不詳)

クモの巣をイメージして創られたオブジェ

タイルアート マリリン・モンロー他

象嵌タイル・桝文製陶所(平成15年頃)
top
4階
2・3階
HP

2016年6月4日にオープンした『モザイクタイルミュージアム』最初に建物を目にした時、ジャガイモの断面かと思った程、斬新でユニークな代物です。独創的なカーブを描いた建物の外観は、タイルの粘土を取る採土場の切り立った崖のイメージから来ているそうです。外壁は樹脂系塗材をコテ塗りし、その上から土を刷毛で塗ってあり、その中にタイルや茶碗の破片が散りばめてあります。この設計・デザインを手掛けたのは、タイル建材を含め世界の建築及び建築史に造詣が深い藤森照信氏です。土などの自然素材を使った建築物が多く、先日訪ねた浜松市天竜区の秋野不矩美術館も手掛けています。
独創的でありながらもどこかに郷愁を感じさせる藤森建築は、世界的にも評価されていますし、私の好きな建築家です。
平成14年3月、笠原町で「日本タイル文化センター建設基本構想」が提言されました。平成16年7月、多治見市・笠原町合併協議会が発足し、「道の駅・(仮)日本タイル村整備」計画化が検討され始めました。平成18年1月23日、多治見市と笠原町は合併、新市全体の均衡ある発展の為「新市建設計画」を策定。この主要事業に「道の駅・(仮)日本タイル村整備事業」が位置付けられ、その後の「多治見市総合計画(第6次)」にも継承され、五大プロジェクト事業となった訳です。平成24年度から建築設計業務に取り掛かり、平成28年6月のオープンを目指しました。

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