山門から参道を望む

見頃は既に過ぎていました

常楽寺から1キロちょいの距離にあるのが長寿寺。長寿寺は湖南三山の中で一番歴史が古いです。参道を抜けると、直ぐ右手に「多宝塔」と呼ばれる石の搭があります。聖武天皇の菩提を弔うために鎌倉時代に建立されたものですが、相輪が欠けている為に重文指定は逃しました。しかし、石造の多宝塔としては、日本最大級の大きさを誇ります。
長寿寺の本堂裏手 の収蔵庫には、高さ3Mほどの巨大な黄金の仏像「丈六阿弥陀如来坐像」が鎮座しています。普段は扉を閉めてありますが、紅葉まつりの期間中は開けられていて、お姿を拝観する事が出来ました。裏山には常楽寺同様三重塔が在りましたが、織田信長によって安土城山中のハ見寺に移築されました。現在は礎石だけが残されています。


白山神社の鳥居

白山神社:拝殿(重文)

日本最大級の石造多宝塔

長寿寺の鎮守社 白山神社:本殿

鐘楼

紅葉の奥に見える長寿寺の本堂

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