豊田市民芸館や『お菓子と喫茶 Dodo』に伺う時に、豊田外環状線を利用します。その時、道路脇に気になる建物が1つ在ります。それが『豊田市自然観察の森・ネーチャーセンター』です。
「自然観察の森」は、身近な自然を都市近郊に確保し、市民が気軽に自然に親しみながら自然の仕組みや機能を学び、自然保護について考える場とする目的で、環境省の指導と補助により全国に10か所設置された施設です。
豊田市自然観察の森もその1つで(昭和61年9月に8番目の施設として計画内定)平成2年6月に開設されました。この建物は豊田市の自然環境学習拠点の再整備の為に計画されたんですね。建物の裏が観察の森で、季節毎に色々な自然を観察出来ます。
この日も、小さなお子さんを連れた親子連れが森の奥に入って行く姿を何組か見ました。身の回りからどんどん自然が無くなって行く時代において貴重な場所だと考えます。大人も子供も自然に触れあえる機会が、もっとあればと考えさせられました。
因みに森と繋がる「みち」を建築化するというコンセプトの基、建物は緩やかなカーブを持つ2層のボリュームによって構成されています。
個人的な意見を云わせてもらうと、こういったスタイルの建物、私、好きなんですよ。





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