飯田市上村下栗地区は、標高800〜1000m、最大斜度38度の急峻な地形の中に数十戸の集落が点在しています。
TVCMや旅行雑誌で注目され「日本のチロル」とか「天空のマチュピチュ」と呼ばれ、絶景の地として知られる様になり、今では全国から多くの方が訪れるようになりました。
山肌に張り付くように家屋や田畑が点在し、郷愁を誘う日本の原風景が今でも残されています。
平成17年10月、旧上村、下栗の里は旧飯田市と南信濃村、そして上村と合併をして、下栗の里は現在飯田市上村下栗となりました。
以前はこの辺りは遠山郷と呼ばれていましたが、旧上村と旧南信濃村の総評として昔からそう呼ばれていました。「遠い山間の地」という意味合いが込められていたそうです。
集落の上に在る駐車場に車を停めて、山中に在るビューポイントを目指して約20分程歩くと本で見たあの風景が目に飛び込んで来ます。
思わず「お〜」と声が漏れます。これが一度は見ておきたいと思った天空の里か〜と感激しました。
中央自動車道の飯田山本ICから三遠南信道を経由しても約1時間は掛かりますが、それでも日本人ならば一度は訪れてほしいと思う場所です。





HOME CONTENTS