クマガイソウ


愛知県北設楽郡東栄町の森下さんが、自生していた熊谷草を自宅の裏山で少しずつ増やしてきたものです。
5月12日の中日新聞の東三河版で紹介されていたので、早速見に行って来ました。
この熊谷草は絶滅危惧種で山野草の本でしか見たことがなかったので、一度にこんなにたくさん見る事ができて感動しました。
後に見えるのは、こちらも森下さんが大切に育てているエビネです。白色、桃色、黄色と合わせて2万株もあるそうで壮観です。
 
「熊谷草」
別名ホロカケソウ(母衣掛け草)袋状の唇弁を熊谷直実が背負った母衣(ほろ)に例えて名前が付けられたものです。
因みによく似た姿で「敦盛草」と言うのがありますが、こちらは平敦盛に由来するものです。どちらもラン科アツモリソウ属に属します。

2005年5月14日現在

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