写真:横好き 文:縦好き
 
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今回で奈良の吉野山を訪れるのは2回目。以前来た時は5月の連休で、桜もすっかり終わっていました。この吉野山は2004年に世界遺産に登録され、何とか一度は満開の桜を見たいとずっと思っていたのですが、今回やっと念願が叶いました。
閑日堂の奥さんに、ここに来るなら早朝に駐車場に入ってないと大渋滞になると聞いていたので、朝4時に豊橋を出発して7時到着。それでも駐車場にはすでにたくさんの車が停まっていて、上から歩いて降りて来る人もたくさんいました。
7時とはいっても、下千本あたりのお饅頭屋さんやお土産屋さんはちらほら開いているので、あちこちふらふら覗きながら桜餅と草餅を買って頬張りながらの散策。
お天気はいいし桜は綺麗だし、なんて楽しいんだろうと思ったのも束の間。上千本あたりから奥千本までが恐ろしいほどの急な登り坂。距離はそれ程でもないのでしょうが、ハァハァゼーゼー言いながらひたすら登りました。
横好きは体力があるので、軽い足取りでカメラ片手にひょこひょこ登って行きますが、私は何度挫折しそうになったことか。途中、年配の方に「お先にどうぞ」と道を譲られ、明るく笑顔で「すみません」と言いながらもその後の辛い事。
それでも登りきった後には満開の奥千本が待っていた・・というのなら疲れも吹っ飛んだのでしょうが、まだ桜は満開ではありませんでした。下と上とでは桜の開花時期がかなり違うようです。
帰りはそのまま歩いて降りようかとも思ったのですが、他に予定があったのと、足ががくがくして横好きがアクセルが踏めないといけないので、ずるしてバスで降りて来ました。
バスから降りると下界は朝とは違ってすごい人。初詣と錯覚してしまいそうでした。
車を停めてあった駐車場には、観光バスの大群が何十台と押し寄せていて、朝見た景色と全く違っていました。駐車場に入れないバスや車は道で大渋滞。早起きは三文の得と言いますが、四文も五文も得をした気分でした。
それにしても、朝3時起床の3時間のきつ〜いウォーキング。満開の桜を見るって、とても大変なことだとつくづく思いました。


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