私は元々、HPの為に蕎麦の食べ歩きを始めた訳ではなく、自分のデータを残しておこうという思いから蕎麦屋の感想一覧の様な資料を作っていました。世の中には蕎麦好きの方が多く、話をしている内に蕎麦屋談議になって、その資料をコピーして渡す事も度々ありました。そんな事をしている頃、丁度パソコンを買い、HPを作ってはどうかという助言も頂いたりしたので、それをきっかけに蕎麦の食べ歩きをメインとしたこのサイトを立ち上げることになりました。
この時、どういった形で「蕎麦の細道」を作るか色々悩みました。もちろん、その資料全てをアップするという方法もありましたし、そうすれば見応えがあるHPになるのは分かっていました。ですが、その時決めたのは自分が好きな店だけを紹介していこうという事。そして、それ以外の店については書かない。掲示板もメールも同じで、アップしてない店の事を語るのは誹謗中傷になりかねないと思っています。
最初の頃の「蕎麦の細道」のページは、古い資料の中から抜粋して好きな店を選んでいるので、今アップしている店と多少違っているかもしれません。その頃の資料を読むと蕎麦自体の感想がメインだったのですが、蕎麦屋の訪問軒数が増えるにつれ、いい蕎麦屋というのは蕎麦が美味しいだけでなく、雰囲気や接客も良く、尚且つ、キラッと光る何かを持っていると感じる様になりました。お蕎麦がまだまだでも、将来性が感じられたらアップする事もあるのです。最近は蕎麦屋自体のレベルも上がってきたので、どこにアップの基準を置くかは時代と共に多少の変化はあっても仕方ないのかなと思っています。
極たまにですが、蕎麦屋の情報と共に感想を聞きたいというメールを頂くことがあります。こういうメールは行ってない店の場合とてもありがたく、回遊魚の私が行ける範囲でしたら是非行ってみたいと思います。
しかし、すでに行ってアップしなかった店の場合、その店についてあれこれ書くと、ポリシーに反してしまいます。勇気を出してせっかくメールを送って下さった方に、答えになっていないようなメールを返信することになり、心苦しい気持ちになりますが、答えは「蕎麦の細道」だとご理解頂けたら幸いです。
* 中にはかなり古い情報もあります。誤った部分等あるかもしれませんので、その時はご一報下さればあり難いです。
 尚、諸事情により、事前の報告なしに掲載から外すお店もありますのでご了承下さい。

そばの横好き
2006.12.24


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