2006年12月31日をもって閉店しました。
店
 
愛知県瀬戸市穴田町580番地
営業時間
11:30〜14:00
定休日:日・月・火曜
石臼挽き自家製粉
十割
会津・荘川・奈川産
玄蕎麦使用
99・12・18現在

蕎 麦 の 細 道

水 里 庵
すいりあん

名古屋の郊外、瀬戸市穴田工業団地に程近い場所にある、打ち放しのコンクリートで造られたギャラリー風の蕎麦屋。
ガラスの扉を通り一歩中に入っても蕎麦屋然とした雰囲気は微塵もなく、木目も鮮やかな一枚板のテーブルが三つ、壁下の窓ガラスを望むかの如くカウンターの様な長テーブルが一つ配置されている。
 
この奇妙な蕎麦屋の店主、加藤さんは47歳の時に蕎麦屋への転身を計り、3年の準備の後、98年10月に開店。
 
今日は、荘川産の玄蕎麦を使ったせいろ蕎麦とだし巻き卵を食す。ねっちりとした食感で、時折粗い粒が入っていて口の中に旨さが広がる感じがする。どうしたら水ごねでこんな風に打てるのか不思議に思う。
黄瀬戸の器を使った平切りのぶっかけ蕎麦や太切りの田舎蕎麦など、次の訪問が楽しみなお店だ。
 
その後、長い間休業を知らせる一枚の紙が張り出された後、店主が亡くなられたと風の便りに聞き残念に思っていたが、初代の志を継いだ二代目が2003年4月にお店を再開されたとの事。
機会を作って是非食べに行こうと思う。


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