今や全国に拘りの蕎麦職人を輩出している、名古屋・沙羅餐の門を高校を卒業後直ぐに叩き、技術を習得後は割烹料理の修業も積み、満を持して６月２日に開店したばかりの蕎麦の三心。
今回は１７日までのオープン期間中の献立の中から、お昼限定のマグロづけ丼＋そば（ざる又はかけ）1300円と、かけ800円を注文。本日の玄そばを確認したところ福井県産を使っているとの事だった。
石臼で自家製粉した粉は、エッジの綺麗な二八に打ち上げられ、腰も強く、ノド越しもツルっといってＯＫ。漬け汁は鰹の旨みを上手く引き出していて、ポタージュ系のそば湯で割っても美味しかった。かけそばの汁も白醤油がベースで上品な味だった。
まだ真新しい竹笊がしっくりいい色合いになる頃には、人気の店になっている事だろう。