各務原の山間、岐阜カンツリークラブの南に「そば茶寮　文福　笠井」はある。和風の趣きある建物に日本の古き良き時代を再現している。
玄関を入ると接客の方の案内で縁側の廊下を進み、掘り炬燵式の和室に通される。そこにはヒーリングミュージックがゆったりと流れる癒しの空間があった。
今日の蕎麦は北海道・きたそらち産の玄そばを使用と張り紙がしてあった。
限定三十食の生粉打ち蕎麦は本日はないとの事で、田舎蕎麦（殻付とぬきを混ぜ合わせて挽きぐるみにした蕎麦で艶と食感を楽しんで下さいと説明書にある)とかけそばをいただく。
白磁の四角い器に盛られたニ八のそばは極めて細く切られ、中々のモノ。漬け汁は鰹の風味の効いた辛口だった。これには、三種類の漬物が付いてくる。
かけそばには、大豆の味がしっかり味わえる自家製の豆腐がセット。
口取りで頼んだ自家製出し巻き玉子も多めの大根おろしが付いてきてこちらも美味しかった。
今度来る時には、太打ち麺を温かいつゆでいただく、『つけ天そば』なるモノを注文してみようかな。
　
生粉打ち蕎麦1200円　田舎蕎麦1000円　かけそば900円　出し巻き玉子600円　そばぜんざい800円