石川県金沢市此花町3−2 ライブ1ビル 1F
11:30 〜 14:30
水曜定休
石臼挽き自家製粉 十割
石川県産・「信濃2号」
2013・03・16現在
2015年12月31日に閉店
2016年3月26日白山市左礫町ニ55に移転再開
原則前日までの予約制 Tel 076-254-2322

金沢駅東口から徒歩で5分程の「蕎麦やまぎし」を訪ねました。3年位前にネット上で、蕎麦の実がはっきりと判るほどの粗挽きの粉を極太に切った田舎蕎麦を目にしてから、いつかは訪ねてみたいと思っていました。ビルの1階に玄関はあるものの間口が狭く、カウンター席が6つと、小上がりが1つと云う狭小店舗です。メニュー表は無くて、田舎蕎麦・白蕎麦・田舎粗挽き蕎麦のいずれかを選び、食券機で券を買うシステムです。
先ず食したのが「白」丸ヌキを挽いた粉を細切りにした蕎麦は、エッジもきれいに裁ってあり、十割とは思えぬノド越しで美味しかったです。
つけ汁は薄口のスッキリとした味わいで、蕎麦との相性も良かったです。
次は念願の「田舎粗挽き」、挽きぐるみの粉にすり鉢で粗く砕いた蕎麦の実を全体の約20%位混ぜているとの事。今日は割と繋がっていた様で、15センチ〜30センチの長さがありました。麺はお箸よりも太く切られており、ノド越しを重視した蕎麦好きからは異論が出る事が容易に想像がつきます。しかし、この太い麺をしっかりと噛んで味わうと、蕎麦本来の甘みや香りといったモノが感じられ、改めて蕎麦は穀物なんだと記憶を呼び醒ましてくれます。



白 (普通盛り 160g) \700

田舎粗挽き (普通盛り 160g) \700

焼きそばがき    

これに小型の「焼きそばがき」が、注文毎に1個付いてきます。そばがきを軽く焼いてあるので饅頭の様に外側がパリッとしていますが、中はしっとりとした仕上がりになっており、これも美味しかったです。
他店と比較し普通盛りで 160g と多いにも関わらず、それに焼きそばがきが付いての700円はCPが高いです。
そば湯は別造りのポタージュ系でした。来月4月26日が来れば6年目に入るそうですが、御主人の年齢を考えると、いつまであの極太の田舎粗挽きが食べられるのか、今はそれが心配のタネです。

白 大 盛 900円 250g(以下同じです) 田舎 普通盛 700円 大 盛 900円 粗挽き田舎 大 盛 900円 田舎粗挽きの釜揚げ 普通盛 700円 大 盛 900円    


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