最近、雑誌で見つけたお店「ぶなの木」。
HPを見ると98年の開店となっているので、名古屋勤務をしていた99年から2年3ヶ月の間には既にこの店があった事になります。その頃もし知っていたら頻繁に通っていたであろう店。
 
建物正面から入口は見えず、ちょっと隠れ家的。外壁には敢えて大きな開口部を取らずに小さな小窓を四角く切って、お店の表情にアクセントを付けています。数多くの植物が植えられたアプローチを右に進むとガラスの間仕切りの中央に大きな木のドアが待ち受けていて、店内に入っても両側にガーデニングが施され、外と中に一体感が生まれています。そこから更に左に回廊の様な通路を進むとやっとカフェスペースに辿り着けます。なんだか迷路の様でもあり、カタツムリの殻の中にいるような感覚。(入った事はないけれど・・笑)

回廊の天井からは透明の素材で巧く光を取り込んでおり、壁にはレンタルスペースとして作家さんの作品が飾られていました。炭焼き焙煎の美味しいコーヒーとお持ち帰りも出来る自家製のパンを頂きながら、ゆったりとした時間の中に身をゆだねるにはピッタシのお店です。
一番奥のスペースは、小さいながらもshopになっていて、ご主人が気に入った作家さんたちの作品が販売されています。


ぶなの木
愛知県愛知郡東郷町和合林清池90-1
定休日:毎週火曜・水曜日
営業時間:10:00〜19:00
(ギャラリーは18:00まで)
2006.09.30現在
17年間の営業を終え 2014.12.28 惜しまれつつ閉店しました。

 


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