京都の南端、山城の小高い山の中腹にある「ＡＯ　ＴＡＫＥ」
奈良街道から蟹満寺方面を目指し、天神川沿いに向かうと、店名の通り、青竹に囲まれた建物が見えてきます。
昭和３０年代に建てられた家に、大正時代の古材を加えてリノベーションされた「ＡＯ　ＴＡＫＥ」は、玄関を入ると縁側のある和室側とコンクリートを打った、古材や古い家具等を展示・販売しているスペースに分かれています。ガラス戸を開け放った和室からは、生駒の山並みが一望でき、田舎のおばあちゃんちにでも行った様な感じで、ゆったりとした時間が流れていました。
どちらのスペースも魅力的でしたが、古いモノが好きな私達は、展示スペースの方に陣取ることに。木のモノに交じって、古い釘や瓦、釘隠しなど日常の生活の中で忘れられていく、小さなモノにも光を当て、自然素材と共に暮ら事の素晴らしさを改めて感じました。
お昼御飯は要予約の土・日限定で、季節の地元の食材を使い、オ−ガニックな調味料で料理された物が食べられるそうです。飲み物はお茶と中国茶が中心ですが、私達は暑かったので、長野県産の林檎ジュースをいただきました。