私が18歳まで過ごした伊賀盆地を北に進み、滋賀県の信楽に抜ける道沿いにある『CAFE NOKA』Gallery yamahonのオーナーである山本氏が、こんな人里離れた場所をわざわざ訪れて下さる方の為にと作ったカフェ。 以前はGalleryの開催時のみの営業でしたが、今年の春から普段も営業することになったのを知り、少し遅いお盆の帰省時に訪ねました。 道路沿いの駐車場から石段をあがり、御影石の敷石を踏みしめながら進むと、その先にあるコンクリートブロックの倉庫の様な小屋がCAFE NOKA。白いペンキで色を付け、開口部には小学校で不用になった引き戸をハメ込んであります。
店内はいたってシンプルな空間で、計算された物なのか、ガラス窓の一番上からだけ見えるギャラリーの建物の波型スレートは、インテリアの一つの様でした。又、全て同じ椅子で揃えていないテーブル席はいいアクセントになっていて、そこだけ切り取るとまるで雑誌の1ページ。今日いただいたのは私はアイスカフェ・オーレ、相方が果汁100%のみかんジュース。珈琲に使われる豆は私も大のお気に入り、岐阜県不破郡垂井町のCafe FLANDREのモノです。