彦根市の南西、湖岸沿いに走るさざなみ街道から少し入った場所にひっそりと建つ、雑貨カフェvokko。
築40年のサマーハウスをリノベーションし、2009年4月に若い御夫婦がオープンさせました。
ランドマークはお隣のプロヴァンス・ガラージュから戴いた年代物のフィアット。
まるで昔からここに置かれていたかと錯覚してしまうほど、この風景に溶け込んでいます。

新たに取り付けられたウッドデッキを上がり、木のドアを開けて中に入ると、先ずは北欧のアンティークなカップなどが目に飛び込んできます。こちらの商品はご夫婦自らが北欧へ買い付けに行った商品だそう。

そして、中央の和室を改装した部屋は雑貨のコーナー。
現代作家さんの焼き物があったり、布巾があったりで、新・旧、日・欧のモノ達が仲良くディスプレイされています。
小さく切り抜いた窓からは、昔のままのタイル張りのかわいい洗面所も見えます。


一番奥の湖の見える部屋は、お風呂場を厨房に、キッチンだった場所は掃き出し窓にリフォームされ、カウンター席とソファ、後は2席程の小さなカフェに変身を遂げています。
今日頂いたのは、自家製ジンジャーエールとアイスコーヒー、お供はチーズケーキ&スモモのタルト、ここで使われている珈琲豆は大阪で有名な「赤い実」の物。
私はこの豆をお土産に買って帰りました。
この日は残念ながら、猛暑で戸を閉め切ってエアコンを入れていましたが、湖に面した掃き出し窓は全てのガラス戸が横に引き込まれる様に設計されていて、遮る物なく景色を眺める事ができるようになっています。
vokkoは雑貨のお店を開きたかった奥様と、 以前からカフェをやってみたいと思っていた御主人が二人で力を合わせて夢を実現させた空間。
これから益々魅力的な店になっていくことでしょう。
vokko
滋賀県彦根市柳川町207-1   0749-43-7808
定休日 木曜/第3水曜
4月-9月 11:00-19:00 10月-3月 11:00-18:00
HP 2010.8.17現在
(2014.3月定休日&営業時間訂正)

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