２０１０年頃、島田市のバラ公園近くの「手打ちそばと旬の天ぷらの店　蕎ノ字」に勤めていた人がお店を構えたと人伝に聞きました。
色々調べていく内に、一茶庵のプロ養成コースを終了し「手打蕎麦 やきとり だいだい」を２００９年９月に開業したようです。修業先と同じではと考えたのか、夜はやきとりのお店になるようです。
ちょっと判り難い場所にありますが、来月には、菊川駅南と駅北を結ぶ道路が開通するようなので、往きやすくなるでしょう。

この日注文したのは、二八のざるそばと天ぷら 五品です。８００円で旬の魚介２ケ 野菜３ケが楽しめます。
今日の内容は「牡蠣(浜名湖産)、天使の海老、つぼみ菜、ごぼう、新玉ネギ」と云う事だったので、ごぼうを同じ値段のれんこんに、そして差額を２００円也払って、天使の海老を車海老に変更して貰いました。流石「蕎ノ字」出身だけあって、どの天タネを食してみても素材本来が持っている良さを巧く引き出していて美味しかったです。
普段は母親がお運びさんをしている様ですが、この日たまたまお手伝いの女性だった様で、中身の確認や変更依頼などその都度店主に確認しに行かれましたが、嫌な顔もせず笑顔で対応して下さり好感の持てるお店です。
本来ならば、夜の「やきとり」も食してから評価すべきだとは思いますが、修業先の「蕎ノ字」同様、こちらも天ぷらの美味しいお店としての紹介です。蕎麦に関しては、エッジもきれいに切り揃えられた細切りで水切りも充分でした。二八なので、当然ノド越しはいいのですが、茹で時間が長いのか、腰の強さは無かったです。
『蕎麦の細道』に蕎麦屋として掲載するかどうかは、もう少し様子を見てからにします。

つぼみ菜(新品種) ３５０円　れんこん(２ケ) ３５０円　新玉ネギ(３ケ) ４００円　牡蠣(浜名湖産４ケ) １１５０円
天使の海老(一尾) ３００円　車海老(一尾) ５００円　その他については当日のメニューで確認して下さい。