名張市の旧初瀬街道沿い、昔ながらの木造建築が立ち並ぶ上八町にある「cafe mujk」を訪ねました。
こちらのお店、女性２人で営んでいて隠れ家的な雰囲気が人気の古民家カフェです。
店名の『ｍｊｕｋ(ミューク)』とは、 スウェーデン語で｢やわらかい｣ ｢やさしい｣｢ほっとする｣という意味で、お店を訪ねて下さるすべての方がホッとする優しいお店であるように、との願いを込めて付けられたそうです。
以前は、と云っても３年程前、明治時代に建てられたガラス張りのショーウィンドが目印の元骨董屋の店舗を改装して営業していたのですが、１周年を迎えた頃の２０１２年２月に隣家付近からの出火に因って全焼してしました。

途方にくれている２人を周囲の友人や知人が奔走してくれて、再起に向けての支援の輪が拡がったそうです。
そんなこんなで動き出した時、縁あって道を挟んだ向かい側の梅田家住宅の一部に当たる建屋を借りる事が出来て、２０１２年１２月再オープンにこぎつけました。その梅田家住宅が、これまた凄いんです。旧会津藩家臣であった梅田家が、旧初瀬街道沿いに営んだ鋳物屋の店舗兼住宅で、国の登録有形文化財(建造物)となっています。現在、梅田家住宅は住居として使われている為に、未公開となっていて、それが私的にはとても残念です。
さて、店内はと云うと、壁を向いてのカウンター３席、イスで座るテーブル３つ、ソファに座るテーブル一つ、 入って左側には、テーブルが２つ置かれた畳の間があり、広々してゆったりしてます。
今日お願いしたのは、シフォンケーキ 〜焦がしバターキャラメルソース(400円)とアイスカフェオレ(420円)に、相方はゆず茶(420円)でしたが、どれも美味しかったです。ソファに座りながら、のんびりと寛ぎの時間を過ごしたかったのですが、予定が立て込んでいたので満喫するまでには至りませんでした。それでもホッと一息つけました。
この辺では珍しく朝はモーニングもあるので、次回は朝一番で訪ねてみたいですね。