cafe 旅人の木



岐阜県岐阜市金町5-3-4 金神社会館 B1F   HP
定休日 水曜,第2・4木曜   平日12:00〜 19:00 土日祝11:00〜 19:00 *LO.18:30
2018.07.22現在







2018年3月23日にOPされたばかりの「cafe 旅人の木」。場所は岐阜市柳ケ瀬商店街から直ぐの金神社の会館地下1階になります。以前、骨董に興味を持った頃、各地の骨董市や蚤の市によく出掛けていました。この金神社も毎月9日に骨董市が開かれていて訪ねた事があります。金神社の金の鳥居から金華橋通りへ向かうと地下に「きむら」と云う蕎麦屋が30数年営まれていましたが、店主が高齢となり2017年4月末に閉店されました。

その年の9月、奇数月の第一土曜日に開催されているミチクサエンニチを見に行く為に、金公園のパーキングに車を停めた宮川夫妻の目に入ったのが、この場所です。

ご夫婦は、岐阜市と各務原市で4店舗を展開する珈琲工房ひぐちに勤めていた頃から「将来的には自分のお店を」と夢を思い描いていたそうです。ご主人は珈琲工房ひぐちで7年間勤め焙煎技術を習得後、退社。独立に向けて準備をする中、各務原産業文化センターや学びの森で、出張スタンドをされていました。
そして、この場所で昨年12月29日から小さなコーヒースタンドとして2月末まで営業しつつ、自らの手で壁の内装を剥がしたり、塗装を手伝ったりと3月からのグランドオープンに向けて頑張ったそうです。



入口はこんな感じ

地下へと階段を降りて行くと右側に入口が在ります。柔らかな感じの暖簾は染色デザイナーのnonco.cononさんと云う方の作品で、春夏、秋冬の2パターンあるそうです。 ドアを開けて中に入るとコンクリートの壁が持つ無機質感とテーブル席やカウンターの木の温もりがいい感じです。その空間に流れるゆったりとした音楽がミックスされて 『心と体に優しい時空間、cafe旅人の木』が成立しているんですね。
こちらは自家焙煎珈琲と自家製スイーツのお店で、焙煎担当はご主人の邦彦さん、スィーツ担当は奥さんの茜さんです。奥さんが、長野県出身なので地元で採れるあんずの関連のメニューもありました。
この日は38.8度と猛暑日だったので、注文したのはアイスコーヒーと純生ロールケーキ&平飼いたまごのなめらかプリンです。木の素材で出来た器で出されたスィーツ、どちらも美味しかったです。アイスコーヒーはあまりの暑さに一気飲みしてしまい詳細なコメントはありませんが、お土産で購入したブラジルの豆を中深煎りに焙煎した「プレミアムショコラ」、自宅で一杯出しで頂きましたが、美味しかったですよ。
訪ねた当時はカウンター6席、2人掛けテーブル×3つの12席でしたが、現在はテーブルが1つ増えて14席になっているようです。店内の角に置いてある古い本棚、古道具好きの私が見ても木味や色合いが堪りません。
「人生という旅の途中のひと休みに、cafe旅人の木のコーヒーがあなたの癒しになりますように」ご主人の言葉ですが、まさに、その通りのお店でした。
因みに「旅人の木」とは実在する植物の名前です。お店にも飾られているので、気になる人はご主人に聞いてみて下さい。



カウンター越しに見る器

純生ロールケーキとプリン

目印は柱に!


古い本棚が、いい味を出しています。

入口付近の物販コーナー

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