自家焙煎珈琲
Cafe
FLANDRE
 
岐阜県不破郡垂井町岩手767
0584-22-6988
10:00〜18:00
水曜定休
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05・07・30現在

  

天下分け目の決戦の地として有名な関ケ原からほど近い垂井町のバイパス道路の脇にポツンと建っているカフェ・フランドル。
黒っぽい板張りの外観に傾斜を付けた屋根と、焙煎室から出ているトタンの煙突がアクセントになって、どれを取っても私好みのスタイル。
まず店のドアノブのブロンズに唸ってしまう。多分、作家の物だろうと思いつつ入り口を一歩はいると、店内とを隔てるガラス戸に人の姿が型染めされたタペストリーが掛けてあり、目隠しの役目を果たしていた。これを見ただけで、センスの良さを予感させる。

中に入ると予想通り白と茶と黒を基調にしたインテリアで、雑誌から抜け出てきたような店内だった。
BGMのジャズもボリュームを絞り気味でゆったりとした空気が流れ、あちこちに入り口で見たものと同じデザインのブロンズや額装された型染めが飾ってあった。

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1つ1つデザインが違う作家モノと思われるカップで出されるコーヒーも香り高くまろやかな口当たりで、一緒に供される生チョコがまた美味しかった。
休日の午後、一冊の小説でも持ち込んで、ゆったりとした時間を過ごしたいと思わせるカフェだ。

帰り際、レジの所に望月通陽氏の本が置いてあるのに気が付いた。家へ帰ってから、望月通陽氏について調べるとかなり有名な工芸家の様で、店内の作品はすべて彼の物だった。
お客さんが他に二組ほどいたので、静かな雰囲気を壊してはいけないと思い、この店との関係は聞かずじまいだったが、また行く機会があったら聞いてみよう。
マイルドブレンド 450円  ブラジル 450円
自家焙煎の豆の量り売りもある。

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