うなぎの蒲焼は、皮が苦手だとか生臭いのが駄目で食べれないと言う人が結構いるが、そんな人でも必ず気に入ると評判の店がここ京楽軒。
この店の蒲焼は皮がパリパリに焼き上げられていて、臭みもなく味もしっかりしみている。秘伝のタレはちょっと濃い目で好みが分かれるかも知れないが、甘辛くて私好みの味だ。
この味が癖になって何度も足を運ぶ人も多いようだ。



 

店の外観も趣ある和のテーストで纏められているが、驚くのは一歩店内に入った瞬間。大正ロマン風に装飾された内装と、ほんのり柔らかな光を放つアンティークな灯りが優しく迎えてくれる。ご主人がアンティークコレクターなので、ご自慢のコレクションを惜しげもなく店内の調度品として提供している。この店では、活きた鰻を注文が入ってから焼くので、20分位待つ事になるが、その時間さえもアンティーク好きには魅力的な瞬間だ。
以前、お店の裏に隣接しているご自宅も見せていただいたが、こちらもコレクションされたものを普段の生活に上手く取り入れていて、使ってこそ活きる生活骨董としてとても参考になった。
テーブルの上に置いてある、ひげおやじこと店主が書いているかわら版も面白い。このかわら版に意見等を書いて掲載されると「シャーベットサービス」の特典がある。



 
愛知県豊川市新豊町1丁目153
TEL : 0533-89-0313
営業時間
月〜土曜日
11:00〜15:00・17:00〜21:30
日曜・祭日
11:00〜21:30
木曜日定休
HP
2005.11.23現在

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