生誕100年記念 ダリ展 創造する多面体
2007年5月12日(土)〜7月11日(水)
毎週月曜日休館
会場 名古屋市美術館
愛知県名古屋市中区栄2-17-25
(白川公園内)
2007.5.13

「生誕100年記念 ダリ展 創造する多面体」に行って来ました。
 
左の画像は今回のモノではなく、1982年に大阪大丸のアートミュージアムにダリ展を観に行った時の図録とチケットの半券。もう25年も前です。この時、初めて見たダリの何とも表現し難い狂気に近い世界に衝撃を受け、魅了されました。
 
一番印象に残っていたのが「柘榴の回りの蜜蜂の飛翔によって喚起された夢から覚める直前」でしたが、今回は出展されていませんでした。25年という月日を重ねた自分が同じ絵を観てどう感じるか確かめてみたかったのですが残念です。
 
今回の目玉はパンフレットにもなっている「奇妙な廃墟の中で自らの影の上を心配でふさぎがちに歩き回る、妊婦に形を変えるナポレオンの鼻」
キーボードで打つのがやっとの長い題名ですが、いかにもダリといった絵です。最近新聞でダリがよく紹介されていて、この絵の題名を読んだ相方が「意味がわからん。」と言いましたが、確かにこれが分かったら、今頃プチプチHPなんか作ってないでしょう。(笑)


 

今回、25年ぶりに観たダリの感想。確かに奇才・天才だし絵も素晴らしいけど、あれほど感動したダリも、いつの間にか私の中で小さくなってしまった様です。
 
ダリを初めて観た頃には蕎麦猪口蒐集もしてなかったし、以前はそれ程好きでなかった日本画などにも最近は興味を持つようになったし、この25年間に体感した多くの素晴らしい経験が私自身に影響を与えたのかもしれません。
 
でも、それに気付かせてくれたのは今回観たダリ。やはり素晴らしい絵を観る事は大切です。これダリ?などど言わずにどうぞご自分の目で感動して下さい。何々、そのギャグしつこい?どうもすみません。(笑)


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