海を渡る蝶として知られるアサギマダラ、翅を開くと10cm前後の比較的大型の蝶です。初めてこの蝶と遭遇したのは2012年10月、静岡市駿河区丸子でした。
その山側、駿府匠宿の脇にある細い路地を奥へ進むと懐かしい日本の風景と趣のある古民家が立ち並ぶ一角があります。そこに在る『クラフトコンサート』の駐車場に植えられていたフジバカマにアサギマダラが、吸蜜に来ていたんです。黒と栗色に縁どられた翅脈の間が、その名が示す通り浅葱色(淡い水色)に透きとおっていて、斑模様になっています。羽を羽ばたかずにふわふわと飛翔する独特で優美な飛びかたをします。今回地元の新聞で、東三河地区に飛来している事が紹介され、俄然会いたくなって情報を集めてみました。たまたまリンク先の ecco さんがブログで挙げた画像に「新城フラワーパーク」と書かれていたので、検索を掛けて場所を特定し出掛けて行きました。また、私の日記でアサギマダラ!アサギマダラ!と連呼していたので、同僚のMさんからも情報を頂きました。
休日に新城と豊川の2カ所を回り、漸くアサギマダラと再開する事が出来ました。余り人を恐れないようで、人の周りを飛んだりするので可愛く思えます。
気温20度〜25度位が活動に適しているようで、10月上旬から10月末頃が、この辺り飛翔の目安ではないでしょうか?
今年はもう次の目的地に向かって出発したみたいなので、来年また会えるのを楽しみに待ちたいです。

 
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