2025年10月7日(火)
『トレパク』
「ストップ!!ひばりくん!」「すすめ!!パイレーツ」などの作品で1970年代後半〜1980年代の「少年ジャンプ」の隆盛を支えた漫画家、イラストレーターの江口寿史氏の「トレパク」がSNS上で炎上状態になっています。
1980年代からはイラストレーターとしても活躍しており、イラストは時代のトレンドやカルチャーが反映されていて好きでした。
当時から遅筆で有名でしたから漫画家として大成するとは思っていませんでした。どちらかと言えばイラストレーターの方が向いていると考えていました。
今回、江口氏はルミネ荻窪のイベント『中央線文化祭』の告知用ポスターのイラストについて、「インスタに流れてきた完璧に綺麗な横顔を元に描いた」と自身のXで投稿しました。
今回商用利用した事で「肖像権の侵害」に当たるとネット上で騒がれているのは理解できます。
ただ、今回は当事者から直接連絡があり、和解したとの事ですからこれはいいとしても、制作過程に問題があったと考えます。
イラストレーターとしては自分で用意したモデルを使い、構図を決めポージングをさせる。それをイラストして作品として発表する。これが正しい姿だと思います。
他人のふんどしで相撲を取るような真似は駄目です。
彼是10年以上前にネット仲間の方の投稿したオートバイの画像をプロのイラストレーターがトレパクして自身の作品としてオートバイ雑誌に掲載しました。
それを見つけた仲間の方から連絡を受けたご本人が雑誌社に証拠の写真を送り、確認作業を依頼するとイラストレーターの方がトレパクを認め、本人に謝罪の上で筆を折るとの回答でした。
もう何年前から「トレパク」に対する問題は燻っていました。
江口氏のイラストを好きでしたが、自身で考えた構図やポージングではなく、他人が制作したモノを再利用してお手軽&簡単に制作したモノに対価を求めるのは、職業倫理上問題があると思うし、何よりダサいしかっこ悪いと思います。

2025年10月5日(日)
『歴史的勝利』
いよいよ今日から敵地で開幕したフィリーズとの地区シリーズ。
大谷翔平選手は第1戦では「1番・投手兼DH」でポストシーズンにおける『リアル二刀流』を披露しました。
投手としては6イニングを3安打3失点でクオリティースタートを達成、チームが5―3と逆転し、勝ち投手となりました。
指名打者としては5打席に入り、4打数無安打、1四球4三振の成績でした。
佐々木朗希投手は2点リードの9回から登板し、1イニングを1安打無失点、1奪三振に抑えて初セーブを挙げました。
2回の失点に関しては、テオスカー・ヘルナンデス選手の緩慢な動きが無ければ2失点で収まっていた様な気がせんでもないですが、総合的に判断すると自分が絡んだ失点分を3ランホームランでチャラにしただけで、ヘルナンデス選手の守備力は今後の試合におけるウィークポイントになってくるでしょうね。
それにしてもフィリーズが誇るビッグ3、ターナー選手、シュワーバー選手、ハーパー選手らに対して9打数0安打、5奪三振と得点源を完全に制圧した事が勝ちに繋がったと言えるでしょう。






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