この皿は私の実家のある伊賀市の骨董屋から購入したもので、時代的には宝暦から天明期のモノと思われます。現代モノと言われてもおかしくない様なデザイン力で、江戸時代の人たちの春を待つ気持ちが余す所なく表現されており、大胆な構図がなんとも言えず気に入っています。ここの店主はうぶ出しをしていたので面白い業界の裏話などもよく聞かせて貰えました、又 目利きで通っていたこの方に教えてもらった骨董のイロハは今でも役に立っています。