画面上の空中に浮いている湯桶は骨董品と呼べる程古いモノではありません。かれこれ、7〜8年前に浜松の骨董屋さんで見つけて購入したモノです。その時の店主の説明では、元々は料亭の刺し身用の醤油入れだったそうですが、今でもちゃんと使えます。
縦5列、横10列の50個が、仕切りのついた木箱に収められて競り場に持ち込まれたそうですが、その中の1つです。ちょうど私の持っている蛸唐草文の芽猪口と並べると、どうだこれ〜って感じで気に入っています。大きさは右の画像の五百円玉と比べて想像してみて下さい。今では全国あちこちの数寄者の手元に渡っていることでしょう。