この古伊万里は見込みの余白を二重輪線で区切り、大き目の五弁花を書き込み残りは唐草で埋め尽くす、その中に濃淡をつけた丸玉文を2個1組として3ケ所に配しています。見た目もスッキリと纏まっていて私のお気に入りの膾皿です。口縁に1ケ所小さな欠けがありましたが、金継ぎで修繕してあります。