初めての老眼鏡
初めて眼鏡を使い出してから、早いもので35年の月日が経った。今までにかけ替えた本数も10本位にはなるのだろうか? 銀縁、黒縁、セルタイプなど色んなタイプのモノをその時の年齢や気分によって選んできた。 ここ数年パソコンが会社や家庭でも大幅に普及し、画面を覗き込む機会が格段に増えた。それに加え年齢的な衰えも加わり、近くのモノが見え難くなってきた。俗に言うところの老眼(老化現象)である。特にHPを持ち、サイトの管理を夜遅くまでやるようになってからは、加速度的に進行が早まった気がする。なかなか自分自身の老化は認めたくはなかったが、背に腹は変えられず、遂に遠近両用の眼鏡を新調することにした。 随分前に遠近両用眼鏡に替えた友人から、使い始めは車をバックする時など距離感が掴めないから気をつけた方がいいと聞いていたのでちょっと心配だったが、まだ老眼もさほど進んでいなかったので、思ったほど違和感はなかった。後、話に聞いていたほど値段も高くなかったのはうれしかった。一頃、老眼になるとレンズに10万円はかかると言ったが、眼鏡店の社員の話によると、ここのところ値段はかなり下がったそうだ。もちろん最高級のレンズを選べば別だが。 そして、眼鏡といえばやはりフレームのデザイン。今まで通りの黒っぽいセルのフレームで変らぬイメージを守るのも一つの手かなとも思ったが、せっかくのチャンスなので今風の細身のフレームにし、思いきり若返りを図ってみた。ちらっと見えるテンプル部分のデザイン彫刻が結構気に入っている。
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