入荷の連絡を受け商品を取りに行った帰り、横好きが「ミレニアムか〜、大丈夫かぁ?」と不吉な事を言いました。そうです、WindowsのOS ミレニアムの事です。このOS、たった8ヶ月で姿を消した失敗作だそうですが、我が家の初めてのパソコンがミレニアムで、何も知識のない私はそれが失敗作だなんて知らず四苦八苦して使っていました。
その夜、寝心地が良かったらお気に入りで紹介しようと喜び勇んで新品枕で寝たものの、横好きの不吉な発言は当たり、首が高くてどうにも具合が悪くていけません。結局元の枕で寝ました。 次の日も挑戦してみましたがやっぱりダメ。しばらくすれば箱の絵の様に頭が沈み込んでいい具合になるかなと思ったけれどそんな風でもなく、横好きに頭が軽すぎるんでないかと言われる始末。おまけに私は首が短い、それに扁桃腺持ちなので、その辺りを圧迫する様な気までする・・。しかしサティで寝てみた時はいい感じだったのにな〜とあれこれ考えているうちにサティではマットもテンピュールだったことを思い出しました。うちの恐ろしく硬いマットで寝るのとは条件が違いずぎるくらい違っていたのだと思います。布団屋の店主の言う通り、ほんの一瞬寝てみた位では良し悪しなんて分かるもんでない位、枕選びは難しいものだと知りました。 で、その枕今どうなっているかと言うと、少しでも潰れて低くなる様に座イスの背もたれにしています。しかし、テンピュールはそんな事ではびくともしません。 こんなコンテンツを準備していたら、横好きが「それじゃ〜、今晩俺が使ってやるよ。」と言って寝たものの、朝寝心地を聞いても「よくわからん」の一言でした。横好きの実家は蕎麦枕なので私は硬くて寝られずバスタオルを畳んで枕代わりにしていますが、横好きはどんな枕でも平気な様子で熟睡。今年のお盆に初めてこの枕硬くて嫌だと珍しくデリケートな事を言ったので、漸く枕の違いに気が付いたかと思ったのですが、そんな鈍感な横好きにテンピュールの寝心地を聞いた私がバカでした。 サイズをXSにすれば良かったのかもしれないけど、やっぱりオーソドックスな方にしておけばよかった〜。しかし、よくよくミレニアムとは相性の悪い私です。 * 私はテンピュールの大ファンです。これはたまたま「ミレニアムネックピロー」が私に合わなかったというお話です。
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