11月の初めに、静岡のお蕎麦屋さんに行った時、帰りに見つけた骨董屋さんで買った柳の一種です。 骨董品を置いてある店内はあまり広くなく、うっそうとした感じでしたが、古いものが好きだという話をしたところ、自宅の方を見せて頂きました。そちらには欲しくなる様なものばかりがたくさんあり、目の保養になりました。
帰りに覗いた、お店の横にある小さな花屋さんコーナーでこの柳を見つけたのですが、葉が付いていなかったので、信楽の壺にちょうどいい枝物だと思いました。 ところが、我家に来てからどんどん緑の新芽をつけ始めました。枝物のつもりだったのがこんな綺麗な若葉を付けて、ちょっと得した気分です。お店の奥さんの話では、お正月に花とセットで売っている、金粉や銀粉を吹き付けた柳だそうですが、それよりずっと豪華です。帰りがけ、素敵な百合の花を下さると仰って下さったのですが、あまりに香りが強いので車酔いしそうで辞退しました。 以前から、信楽に合う迫力のある枝物を探していたので、これは長く楽しめそうです。