長屋門は茅葺屋根 |
この屋敷は、大鐘家の祖先 大鐘藤八郎貞綱が、1597年に福井県・丸岡から駿河湾を眼下に望むこの相良町に移り住んだ後、大庄屋となって建てたものです。屋敷内の建造物のうち、長屋門と母屋は、約300年前に建てられ、この地方最古の建物として国定重要文化財に指定されています。 奥の部屋から庭に目を転じると、そこには手入れをされた小堀遠州式の庭園が広がり、米蔵を改造した資料館には伊万里焼の器などが展示されていました。さすがに大庄屋を務めていただけあって、上手のいい道具が展示されていました。 2006.06.04現在
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18世紀初頭建立の母屋 明治以前は茅葺屋根でした |
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木材を旨く組んだ梁 もちろんちょうな削り |
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大かまど 大人数の食事を賄ったことでしょう |
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裏山からは駿河湾が 天気の良い日には富士山が |
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