翌日の新聞で、この日中部地方は35度を超える猛暑日だったと知りましたが、信州の高原は暑いながらも爽やかな風が吹く気持ちのいいお天気でした。
蓼科では「蕎茶寮 いけ野」で美味しい蕎麦を戴きましたが、こちらは「蕎麦の細道」にて紹介することにして、まずは横谷峡の乙女滝。
以前もこの辺りは訪れた事がありますが、その時は秘湯の露天風呂を巡るのがメインだったのでこの滝はパスしました。今回は少し前の旅行番組でマイナスイオン20000個の滝と紹介されていたので見学してきました。
乙女滝は天明5年(1785年)から寛政12年(1800年)にかけて築かれた用水路、大河原堰の清流が左画像の様に集まって、それが突然、落差のある所から炸裂する様に横谷渓谷に流れ落ちています。

滝の手前の段階ではマイナスイオンは1500個で、滝となった時は20000個と表示されていました。
今までも色んな滝を見ましたが、音だけ聞こえて中々滝まで辿り着けないという所も多いので、どれくらい歩くのか少し心配でしたが滝は道のすぐ下でした。
着いて下から見上げる滝は迫力があり、マイナスイオンがいくつとかそんな事はともかく、理屈抜きに気持ち良く、ちょっと修験者の様に打たれてみたい気分になりました。
もっと歩けば、霧降の滝など他にも見所はありますが、私たちは先を急ぐのでそれはまた機会があれば・・・。

Next

HOME CONTENTS