今はもう手元にないバイク、SUZUKI GSX 750S。 通称『刀』。 初めてバイクに乗ったのは中学生の時。 バイクの免許を取ってはいけないという校則もなかったし 「隠れて乗るくらいなら、ちゃんと免許を取って乗れ。」 という親父の考えで、16才になるとすぐにバイクの免許を取った。 最初に乗ったのはヤマハのトレールHT90。 休みの度にあちこち出かけたものだ。 車にはあまり興味がなく、大学時代も移動手段はバイクだった。 そうは言ってもさすがに就職の為に 必要に駆られてやっと大学4年の時に普通自動車の免許を取得。 車の必要のない職に就いていたら、未だに免許を取っていなかったかもしれない。 その頃の私は、それぐらいバイクが好きだった。 しかし就いた仕事は車関係、そして憧れの大型バイクを手に入れた。 だが自由な時間がだんだんと無くなり、バイクに乗る機会は減った。 転職し、今のVOLVOと出会った。 一時は2輪と4輪の両方を所有する6輪車生活。 でもドンドンVOLVOに嵌っていく。 よりいっそう、バイクから足が遠のく。 バイクは常にエンジンを動かしてやらないと調子が悪くなる。 乗って貰えないバイクは可哀想。 そんな訳で、このバイクは従兄弟の所に行ってしまった。 縦好きをリアシートに乗せて走ったこともある思い出のバイク。
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