一輪挿し 一輪挿しアップ

アジアで作った一輪挿しです。中には、試験管みたいなものが入っていて、ちゃんと水が入れられます。私はもともと箸入れだった物を、誰かのアイディアで花入れにしたのだと思っていたのですが、壁に掛けられるようになっているので、初めから一輪挿しとして作ってあるようです。
 
日本の網代網みたいになっているのがわかりますか。そんな精巧な物ではありませんが、いかにも手作りといった風合いが出ています。
 
これは、愛知県の足助町にある「蔵の中ギャラリー」で去年買ったものですが、ここでは色々な企画展が行われ、おもしろいものもたくさんあります。何年か前に雑誌の紹介を見て行った時は、企画展をやっていなかったせいか、ギャラリーの入口がしまっていて中に入る勇気がなく、そのまま帰ってきてしまいました。表は本屋さんなので、普通に入ってみればよかったのに、ギャラリーという響きに恐れおののいてしまったのです。今は平気ですが、やはり入りにくそうに中だけ覗いていく若いカップルなどを見かけます。
 
ここは、ギャラリーを見せてもらう前に500円のチケットを買います。最初ちょっと驚きましたが、これが後でコーヒーのチケットになるわけです。結構このコーヒーがおいしくて、雑誌など読みながらゆっくり飲むとほっとします。お店の本もその辺の町の本屋さんと違って、インテリア雑誌や洋書やすてきな物がたくさん置いてあって、店主のセンスの良さを感じさせます。


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