6月26日(水) 『もったいない』 老後の生活もチラチラ見えて来ると、自分の持ち物について否が応でも目を向けざるを得ません。どれが必要でどれが不要か?中々判断が難しい物もあります。 そして、もっと難しいのが買い替え時と、どれ位のランクの物を選ぶかという事。歳を取ったからこそ良いものをと思ったり、いやいや先の事を考えたらほどほどでいいんでないかい?と思ったり。 何でこんな事を書いてるかというと、今使っているガーゼのシーツが弱ってきて破れ始めました。しっかりした5重ガーゼなので、すぐ捨てるなんてもったいなくて、横好きの方は2枚、私のは1枚剥いで使ってます。 だけど自分でやってて、とっても貧乏っぽく思えて、いい加減買い替えた方がいいのかなと、通販サイトをしげしげ眺めていたけど、1枚6480円がとっても高く思える。 何年使っているのかと調べたら、私のは8年目位なので1日換算にすると本当は目茶苦茶安い。 たぶんまたこれを買った方がいいに決まっている。時期を見て考えよう。 剥いだガーゼはというと縫って自分の枕カバーにしました。 物の少ない時代に育っているのでもったいない精神は永遠ですね。
6月24日(月) 『読書』 今、図書館で借りた本が必ず2冊手元にある状態で暮らしています。 貸出期間は2週間ですが、大抵返却日より早めに読んでしまうので10日で2冊ペースで読んでる感じでしょうか? 友人から稲垣えみ子さんの「寂しい生活」が面白いと聞いて読んだらほんとに面白く、ついでに「魂の退社」も読みました。 「寂しい生活」には家電製品の殆どを処分した生活が書かれていますが、本の題名とは違い、実際には稲垣さんの知恵を絞った明るい豊かな生活が描かれています。 これを読んでしまうと、本当に必要な物なんて何もないような気がしてきて、いつも楽しみにしていたミニマリストの方たちのブログも、何だか色褪せてしまいます。 稲垣さんは今小さな部屋で最小限の持ち物で快適に暮らしてらっしゃるようですが、我が家も引っ越しの度に、婚礼タンスやら大きなダイニングテーブルの置ける物件を探すのが大変で、これらがなければもっと安い家賃でこじんまりとした生活ができたと思います。 う〜ん、ダイニングテーブル処分したい。 2人暮らしなのに、6人掛け。引き伸ばせば8人掛けになります。 どう考えても大きすぎる。 最近思うのは歳を取れば取るほど、重いもの大きな物の扱いが大変になります。 以前は軽々と持ち上げてた物がとても重く感じるようになってきました。 そして、色々な事が億劫になっていく。 そうなる前に、動けるうちに身軽になっておく必要をひしひしと感じます。
6月4日(火) 『それで〜い〜のだ〜』 一昔前と違って、いかに人を騙してお金を奪おうかと考えている輩が暗躍している世の中。 物事ちょっとぐらい疑ってかかった方がいい時代になってしまいました。 つい最近も近隣の街でクレジットカードをだまし取られる事件が続いて発生していました。 赤の他人が自分のカードについてあれこれ言うなんて犯罪以外の何物でもないのに、訳が分からないまま信用してしまうんでしょう。 騙された人はきっと私と違って真っすぐないい人なんだと思います。 でも、例え、取られたお金が保証されて戻って来たとしても、騙されたという心の傷は消えません。 これでも私も若い頃はキャッチセールスに声を掛けられ、高額な化粧品を契約されそうになった事もあります。 家に帰ってから勇気を出して断りの電話をかけたら、ブラックリストに乗ると脅されましたが、これはやつらの脅しの常套文句だと後で知りました。 話はちょっとそれますが、シャチハタが痴漢被害の為に犯人の手に押す印鑑を発売するとか言ってますが、これもその前に被害者の女性が黙ってずっと被害にあっているのが不思議。 私も就職して研修の為に一週間程、電車で都会へ通勤した時に地下鉄で痴漢に遭いました。 元々電車通学もした事がなかったので、こういう経験は初めてで、声を出す事ができませんでした。 犯人は会社の中でも役職についていそうな年齢の恰幅のいい男で、電車を降りる時、にやっと笑っていきました。 数年後、映画館で痴漢に遭った時は、はっきりとやめて下さいと言い、犯人はすごすごと逃げて行きました。 こういうやつらは逆らわず何も言わない女性に付け込むのです。 生きていると色々な事がありますが、自分の身は自分で守るしかないのです。
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