建物の南上部と西側には木製のルーバーがあって、直射日光やお隣の旅館の視線を遮るような作りになっています。これがアクセントにもなっていて、冷たい感じになりがちなコンクリートの建物を温かい雰囲気にしていました。 お店のHPにコンセプトというページがあるので、そこを読めばこのお店へのオーナーの思いが良く解りますが、ここに「和カフェ たらそ」を建てるに当たっては7年の歳月を費やしたそうです。 もう一つ、店内のあちこちにアクセントを添えているのが山野草。今では「たらそ」のオーナー自ら育てた山野草が殆どだとHPに書かれていますが、以前は「花と器の野村」のオーナーである野村加代子さんの作品をレンタルしていました。 お店で使う器もその娘さんである野村亜矢さんの作品を多く使っています。私も一つカップを持っていますが、野村亜矢さんは人気の陶芸作家で常滑などのお店でも作品をよく見かけます。「花と器の野村」さんには何度か伺った事がありますが、こちらも素敵なお店です。 夜はライブもあるし、満月に近い土曜日は24時まで営業だそうです。また元旦も朝6時から営業しているので、初日の出をここで見るなんてのも素敵ですね。
|