2007年4月、中津川市の山の中に4年の歳月を掛けて、オーナー自らの手によって建てられた 「パン・カフェ Cultivateur キュルティヴァトゥール」 フランス語で「耕す人」という意味だそうです。 パンは入口付近のこじんまりしたコーナーで販売していて、奥はゆったりしたカフェになっています。 「パンを買うだけだと、5分で用事が済んでしまう。せっかく、こんな山の中まで来て下ったのだから、お客さんにゆっくりしてもらいたい」という心遣いからカフェを設けたそうです。 この日は途中からパラパラと雨が降って来て、あまり良いお天気ではありませんでしたが、ちょっと湿った草木の匂いは懐かしい様な気持ちにさせてくれました。
店内で頂いたパンは「シナモンロール」と「ダークチェリーとアーモンドクリームのデニッシュ」 「シナモンロール」はふわふわ、「ダークチェリーとアーモンドクリームのデニッシュ」は濃厚なのにサッパリで美味。 2つとも食べ易い様にカットしてくれたお陰で、両方食べる事ができました。これは他店ではやってない、ちょっと嬉しいサービスです。
コーヒーは、欧米では一般的で、最近は日本でも普及しつつあるプレス式で抽出したものでした。これは紅茶の抽出方に似たもので取扱いが簡単。 信州・軽井沢に住み、スペシャリティーコーヒーの世界では世界的に有名な丸山珈琲もこの方法を選択しています。但し珈琲の成分、特に油脂分がそのまま抽出されるので、好みが分かれることもあります。
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