長野県小布施町小布施735-1
026-251-4033
11:30〜18:00
毎週月曜・火曜日(但し祝日は営業)
2012.11.17現在

長野市から北東方面に約30分ほど車を走らせると「栗と北斎の町」で有名な小布施町に辿り着きます。ふとしたキッカケで、200年以上前に穀蔵として使用していた土蔵を改装したJAZZ&COFFEE BUDの存在を知りました。1998年8月に開店したそうで穀平味噌醸造場の奥にありました。大学生活を長野県で過ごし、蕎麦&栗好きな私は過去に何度も小布施に足を運んでいます。
しかし、小布施の中心からちょっと離れた場所に在り、なお且つ通りから少し奥に入っていたので、まったく知りませんでした。
扉を開けて蔵の中に一歩足を踏み入れると高い天井に通された立派な梁が目に飛び込んできます。漆喰の壁と焦げ茶色の腰壁や柱が作りだす空間の雰囲気に合わせて家具は松本民芸家具で揃えられています。オーナーが厳選して集めた50〜60年代のジャズレコード3,000枚の中から選ばれた1枚のレコードが奏でる音を楽しみながらゆっくりした時の流れに身を委ねると、そこは癒しと安らぎの空間へと変貌します。 センスあふれる店内で供されるコーヒーは神戸の炭火焙煎「萩原珈琲」でした。レコードの製作年代に合わせてオーディオも使い分けるなど、全てにおいて拘り抜かれたJAZZ&COFFEE BUD。小布施に来たならば蕎麦の「せきざわ」と必ずセットで伺いたい。因みに入口のサインは山梨県の金属工芸家・川合光氏の作品だそうです。

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