年も押し迫った2011年12月27日、日本のデンマークと称される安城市郊外に、若い御夫婦が古道具とカフェのお店 hozo をオープンしました。
店名の「hozo」は 漢字1文字で表記すると「臍」「ほぞ」又は「へそ」のことを表します。
木工・木材建築の釘を使わないで部品を組立てる、ほぞ接ぎのほぞの意味から。
また「へそ」は普段身体では忘れがちな部分ですが、誕生の瞬間に母親と繋がり、身体の真ん中にあって実は根っこの様な大事な部分、お客さんにとってそんな存在になれたらという思いが込められているそうです。

このお店、名古屋市瑞穂区・イヅツヤ珈琲の blog で、偶然目に留まりました。美味しい珈琲と大好きな古道具があるとくれば、行くしかないでしょう!と、訪ねてみました。
白く塗られた外観と大きさの違う窓を巧みに組み合わせて上手く纏めてあります。でも、屋根をみると元々は和風の建物だった事が判ります。

扉を開けて左に行くと cafe 右に進むと古道具が置かれています。そこでは和の物だったり洋のモノだったり、新・旧、日・欧のモノ達が仲良くディスプレイされていました。


店内で使われている古い椅子やテーブルなど、一見バラバラの様に見えても実は巧い具合にバランスがとれています。薪ストーブもいい感じでマッチしていました。
開店と同時に入り、ランチのカレーセットを注文しました。
サラダと飲み物付きで980円。珈琲はイヅツヤ珈琲の豆を使っての一杯出し。 鶏ガラから作った少し辛めの和風?野菜カレーとの事でしたが、それ程辛くもなく美味しかったです。男性には量がちょっと少な目だったので食後のデザートに紫いもとくるみのシフォンケーキをお願いしました。添えられていたのは、バニラアイスとブルーベリーのシャーベットだと思います。しっとりとして柔らかく美味しかったです。最近ではランチが美味しいのは必然ですが cafe+○○といったスタイルが流行りの様です。この日も美味しいモノに目がなくセンスの良い女子が店内を埋め尽くしていました。
オジサンが一人で入るには少々気が引けますが、今後は遠方からも多くの人が訪ねる魅力的な店に成長していく事でしょう。
愛知県安城市安城町庚申12番地 
毎月1日、金・土曜定休  11:00〜18:00
2012.12.25現在 2018年5月閉店確認しました

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