長野市の中心部から車で約30分、飯綱高原の静かな森の中、ひっそり佇む大人の隠れ家『cafe 中寿美』蕎麦の名店「ふじおか」へ向かう道すがら偶然見つけました。
明るい感じのアカマツの木々に囲まれたロケーション、私好みですね〜。
ふじおかの開店まで時間があったので時間調整位のつもりで訪ねましたが、ドアを開けて一歩足を踏み入れた瞬間、心を鷲掴みにされました。店内の片隅に置かれた薪ストーブの炎が冷えた体を優しく包み込んでくれます。このデンマーク・スキャン社製のストーブは小さくても暖房能力が高く、なかなかの優れモノです。
本棚に並ぶ書籍も私の興味を惹くものが多く、珈琲と薪の木の香りが漂う中、ゆっくりと寛ぎながら時間の過ぎ行くのを忘れて読書に没頭してみたいです。お願いしたのは、「今日の珈琲・マンデリン 深煎り」限定10杯だそうで、カウンターの奥で丁寧に一杯出しで淹れてくれました。

長野県長野市大字上ヶ屋字麓原2471-1127
026-239-1250
10:00 〜 18:00(17:30LO)
定休日 月/第3火曜日
(祝日の場合は翌日)
冬季(1〜3月)金・土・日曜日のみ営業
HP
2012.11.17現在


2007年10月の開業で今年5周年だそうです。店名の『c a f e 中寿美』の由来は、オーナーの実家の屋号から付けたとの事で、南信・飯田市川路にある cafe Gotanda と同じなので、案外そちら方面の出身かもしれませんね。
ふじおかで、美味しい蕎麦に舌鼓を打った後、癒しの空間に身を委ねつつ蕎麦談議に花を咲かせながらロングドライブの疲れを取るなんて最高ですね。因みに建物の設計は建築士でオーナーの御主人が担当されています。

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