コンクリートブロックを積み上げただけの建物を白く装い、白いドア、格子状の白い窓、まさに白一色の『cafe-shiroiro』
２０１０年１２月１３日ＯＰと３年目に入ったばかりですが人気のカフェです。
店主が以前インテリア系の会社に勤めてた事もあり、店内は北欧風インテリアが持つナチュラル感を大事にしつつも、余りナチュラルすぎないように気配りし家具やドア材等を巧く活用されています。
そしてこちらでは、フィンランド生まれの建築家、ＡＬＶＡＲ ＡＡＬＴＯ が数多く製作を手掛け、自らも設立者に名を連ねた「アルテック」から発売された家具や椅子が惜しげも無く使われています。
特に１９３３年にデザインされた「stool 60」はアルテックのアイコン的な一脚ですが、さり気なく重ねて積まれている所がまた凄いです。

頂いたのは献上加賀棒茶、一緒にお願いしたのは自家製カステラです。
耐熱の土瓶で出されるので、美味しい焙じ茶を３杯分位はあったでしょうか。
カステラはしっとりした食感の甘口で、お茶に合わせるには丁度いい塩梅でした。カステラが載せられてきた板ザラはブラックウォルナット材の特注品だそうです。そして、フォークは山桜材を使った三谷龍二さんのモノでした。今回は珈琲はお願いしませんでしたが、珈琲は北海道の斎藤珈琲のモノを使っているそうです。
献上加賀棒茶 ４２０円 カステラ ３２０円