最近はあまり書店に立ち寄り機会も無くなり、情報入手はもっぱらネットに頼っていましたが、久し振りに手にした本は、喫茶店、カフェ、レストランの専門誌「カフェ&レストラン 2014年 1月号」でした。
こちらで一寸気になったCAFEにボストン美術館の帰りに立ち寄って来ました。
名古屋の中心部からは南西に位置し、お店のある場所は新川と庄内川に挟まれた中洲地域で車でないと行き辛いです。
私自身も名古屋勤務を2度経験していますが、中川区辺りは馴染みが薄く、こんなお洒落で落ち着いたお店がある事に少々驚きを隠せませんでした。
伺ったのは「JIMLAN COFFEE」お店の名前の由来にもなっているジェームス・バロー・ランシング(JBL)のビンテージスピーカーC40ハークネスから往年のJAZZが流れています。組まれているアンプも1960年代のモノで、こちらも拘っています。

名古屋市中川区一色新町3-1202
052-303-4131
11:00 〜 18:00
定休日月・火 (祝日は営業)
駐車場5台有
HP
2014.01.18現在


因みにJBLは、ジェームス・B・ランシングにより1946年に設立され、アメリカ合衆国カリフォルニア州ノースリッジに本拠地を置き、音楽を愛する全ての人から信頼を集める世界有数のスピーカー製造メーカーです。こういったJAZZ喫茶的な要素を持つお店、往々にして煙草の白煙が充満しているイメージがしましたが、こちらは完全禁煙で嬉しいですね。
元々は1995年に、ごく一般的な普通の喫茶店として開業しましたが、思う所があって2012年に今のスタイルに転換したそうです。
店内に入ると入口左脇に大きな焙煎機が置かれていました。スペシャルティ珈琲豆に拘り、国、産地、農園によって違う個性を最大限に引き出す焙煎を心掛けているそうです。抽出はケメックスのドリッパーと三ノ輪ネルフィルターを組み合わせ、ここにも店主の拘りを感じます。北欧ブランドの器に注がれて出された珈琲は、優しい口当たりと芳しい香りの一杯で、一緒に頂いた焼き菓子との相性もいいです。ついついお代りの珈琲をもう一杯お願いした程です。場所的に通うにはなかなか難しいですが、大治町にある『古民芸はた』に撮影に出掛けた折にでも立ち寄ってみたいお店です。

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