岐阜県岐阜市神田町 1-6
058-201-0073
営業時間 13:00〜21:00
定休日 月・火曜日
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2017.08.26現在

ネット社会が大きな広がりを見せる昨今、本の販売は伸び悩み、小さな書店が生き残るのはなかなか難しい時代になってきました。1年程前まで書店を営んでいたご姉妹が書店の看板をそのままにして、今年4月1日にブックカフェ「喫茶ヨジハン文庫」として再出発です。長良橋通り、岐阜市役所南庁舎の近くに在る岐阜市神田町の旧栄文堂書店が、それです。通りに面した正面は大きく開口を取ってガラスが嵌め込まれていて中の様子が窺えます。入って右側の棚には、絵本から小説、実用書まで沢山の本が並んでいます。書店では無いので、あくまでも販売する事は無く店内で読む為のモノです。



奥から入口を見た感じ

本棚

本日、注文した2品です

天井の照明もいい感じです

本棚

壁掛け時計もイイ雰囲気をだしています

1番奥の席に陣取ってメニューを見せて貰いました。珈琲は私が好きなシェルパコーヒーの豆が使われています。でも今回は少し歩き回ったので、サッパリしたモノが欲しくて、自家製甘夏ソーダ(@500円)をお願いしました。
熊本県産の甘夏で作ったシロップを炭酸で割ってあり、甘さ控え目で口の中が爽やかになりました。お供に選んだのは、岐阜県産の卵を使った手作りプリン(単品@350円セットで250円)。今時のモノと違い、懐かしい食感のプリン。私が小学生だった頃に母親が作ってくれたプリンを思い出させてくれました。
*注:多分、私が食べていたのは、ハウス食品が1964年(昭和39年)に発売した「プリンミクス」だったと思います。これは牛乳を使用しなくてもポットのお湯(70℃)で簡単に作る事が出来る粉乳入りのプリンの素です。この頃は今の様に甘いお菓子が満ち溢れた時代では無かったので、本格的なスィーツで無くても十分に喜んだものです。1人で静かに本を読み、美味しいモノを口にする。こんなのんびりとした時間を過ごすにはもってこいの場所です。帰り際、どこから店名の「ヨジハン」が出て来たのか?気になって尋ねてみたら、1冊の絵本を手に取ってお話をして下さいました。韓国の絵本に『よじはん よじはん』という本があり、幼い女の子が道草をしている内にあっという間に日が暮れてしまったというストーリーで、店名を考えている時、ふと広げたこの絵本からヒントを得て、「絵本に出てくる女の子のように、つい時間を忘れてしまうような居心地の良いお店にしたい」という想いを込めて「喫茶ヨジハン文庫」と名付たそうです。

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