今年の1月末に、岐阜市米屋町にある明治時代の木骨コンクリート建て旧県洋服会館を活用し、街づくりに一役立てようと岐阜女子大学の学生や関係者を招きワークショップが開催されたそう。その時の意見を参考に「日本料理・ひらい」が中心になって05・07・11に開店したばかりのRestaurant &Cafe 『桂翠館』。中庭の駐車場から建物を見ると、真ん中の一番大きな木が桂翠館のシンボルとなっている桂の木。桂の木には皆に幸福を与えると言ういわれがあり、そこからこの名前が付けられている。天井を見上げると当時のままの太い梁が剥き出しに見え、明治時代のモダンな装飾とマッチしている。そこかしこに蝋燭が置かれ、これが夜一斉に灯ったら素敵なキャンドルタイムになるだろう。一杯ずつサイフォンで点てられる珈琲も美味で、ゆったりとリラックスできる空間はお客さんを長居させていた。開店して2ヶ月ほどしか経っていないが、間違いなく岐阜の新しい人気スポットになるだろう。